イタリアは、長い時代に渡り、西洋音楽の文化を築いてきた国です。
ドレミファソラシ♪のあの音階も、5線の楽譜も、音楽の授業で習う「フォルテ」や
「クレッシェンド」などの音楽標語も、イタリアで生まれました。
楽器を挙げれば、ピアノやヴァイオリンなど世界で愛される楽器が生まれた国でもあります。
そんな音楽の国、イタリアで生まれたマンドリンもまた、素晴らしい楽器です。
その小さな姿からは想像できないほど甘く、繊細で、そして時にドラマチックな音を奏でます。
なぜ一つの楽器から、そんなに多彩な音が出るかというと、低音部が柔らかい音なのに対し高音部にあがっていくほど、華麗で緊張感のある張りつめたような音に変わっていくことが理由にあります。ジャカジャカという民族っぽい音ではなく、同じ国出身のヴァイオリンやピアノのように、透き通った音を持つため、 繊細な音から強く明るい音まで幅広い音で、様々なジャンルの曲を美しく奏でることができるのです。
とはいえ、マンドリンは大勢で合奏されることが一般的なため、マンドリンの持つこの美しい音がどんな音なのか、単体の音色を聴く機会はほとんどありません。
また、ピアノやヴァイオリンは、それらの楽器のために沢山の曲が作曲されてきましたが、マンドリンのために作曲された曲はごく僅かです。
さらにマンドリンは、旋律(メロディ)を奏でる楽器なので、ソロで演奏しようとすれば、アカペラコンサートのようになってしまいます。
そこでアレックスは、マンドリンの持つ繊細で甘美なソロの音色を最大限に引き立ててくれるのは楽器「ピアノ」なのでは、と着目し、このオリジナルな組み合わせの演奏を実現するために、様々なイタリア名曲をマンドリンとピアノのために、自分で1から編曲し直しました。
マンドリンだけでなくピアノの楽譜も自分で作成し(どちらも既存の楽譜は存在しません!)、二つの音色がどう交わったら美しいのか、なんども試行錯誤を重ね、実際に舞台を重ねて磨き上げてきた結果、今のイタリア名曲コンサートが存在します。
ひとつの「マンドリン」が持つ美しい音色を主役にした、とても希少なコンサート。
「優しく美しい音色に癒された」
「ひとつの楽器でここまで色々な音を表現できることに驚いた」
と多くのお声を頂いています。
>「徹底紹介」のページでより詳しく紹介しています。
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